お菓子もらい、仮装楽しむ　ハロウィーン・イベント　奄美大島各地

１０月３１日のハロウィーンを前に２９日、お菓子を配る関連イベントが奄美大島各地であり、仮装して楽しむ人々の姿が見られた。「トリック・オア・トリート」（お菓子をくれないといたずらするぞ）と駆け寄る子どもたちに大人は目を細め、お菓子を手渡した。

 

瀬戸内町古仁屋では、毎月恒例の飲食イベント「夜市」と同日開催で、地元事業所の任意組織「せとうちポイント会」（政岡博重理事長）が親子向け企画を実施。同会加盟店舗や夜市の出店を行き交い、お菓子を求め歩く多くの家族連れらで市街地がにぎわった。

 

奄美市名瀬では保育園児が市街地を練り歩き、地域住民を癒した。みつばち保育所、預かりルームみつばちの２施設（福井百代施設長）は園児２０人余りが思い思いに仮装し近所を散歩。出会った大人に戸惑いながら声を掛け、お菓子をもらうと表情が緩んだ。