出品81点、前年から大幅増知名町切り花品評会
2018年02月23日
社会・経済
第33回知名町切り花品評会(町花き振興会主催)が21日、JAあまみ知名事業本部花き出荷場であった。出品数は前年の30点から、今年は3部門81点と大幅に増加。審査の結果、外山利章さんのテッポウユリ(ピュアホルン)が最優秀賞に輝いた。
古園郁郎審査委員長をはじめ、全国の市場、県経済連関係者ら9人が審査委員を務めた。切り花の部は▽品種特性▽病害虫▽そろい▽草姿▽商品性―などを審査基準とした。
審査後、上原正利審査委員(㈱仙花常務取締役)は「全体を見渡してもここ数年ない高品質だったと感じている」などと講評した。
外山さんは「最優秀賞は初めてなので素直にうれしい。花き振興会でユリの部会長を務めており、新しい品種のピュアホルンを、今後さらに町内で増産したいと考えていたので、いい意味でアピールできたかなと思う」と受賞を喜んだ。
最優秀賞以外の入賞者は次の通り。 (敬称略)
【グラジオラス】▽金賞 山田ヒロシ(トラベラ)、山本重男(エッセンシャル)、田尻篤樹(ソフィー)、奥野茂(シュガーベイブ)▽銀賞 川上植起(ソフィー)▽銅賞 山本重男(ミルカ)
【テッポウユリ】▽金賞 平文代(日の本)、勝馬英彦(同)▽銀賞 平英行(ピュアホルン)▽銅賞 勝間さなえ
【ソリダゴ・トルコギキョウ】▽金賞 奥山順也(タラ)▽銀賞 島重元(同)▽銅賞 村上梅代(クリスハート)