華やかに新春の集い 大島紬の着物や小物身に付け 奄美市名瀬
2025年01月18日
社会・経済

本場奄美大島紬の着物や小物を身に付けパーティーを楽しむ参加者=17日、奄美市名瀬
本場奄美大島紬(つむぎ)協同組合女性部会(川畑よつ子会長、会員20人)主催の「新春つむぎパーティー」が17日、奄美市名瀬の集宴会場であった。あでやかで華やかな大島紬の着物や小物を身に付けた紬愛好者の男女60人が参加し、交流を深めた。
本場奄美大島紬の着用機会の創出を目的に初開催。参加者は柄大島や白大島、大島紬のネクタイ、スカーフ、ジャケット、ワンピースなど思い思いの装いで出席した。
川畑会長や県大島支庁の廻秀仁総務企画部長、安田壮平奄美市長のあいさつの後、唄者の平田まりなさんが島唄「朝花節」を披露。前田紀子さんによる一条流扇奈美の祝舞もあった。
乾杯後は食事を囲みだんらん。参加者による大島紬ショーやカラオケなどで盛り上がった。
同市笠利町から来場した田中旭(あきら)さん(64)、美枝子さん(56)夫婦は「大島紬を着る機会はなかなかないのでありがたい。軽くて肌触りがよく、着心地が良い」と笑顔だった。