110番の日にキャンペーン うそ電話詐欺に警戒呼び掛け 徳之島署
2025年01月11日
社会・経済
徳之島署は110番の日の10日、島内3町でうそ電話詐欺の被害防止に向けた街頭防犯キャンペーンを実施した。署員や徳之島防犯協会会員ら約10人が参加。買い物客らに注意を呼び掛けるチラシやポケットティッシュなどを配り、被害に遭わないための心構えや用心のポイントなどを伝えた。
県警ホームページによると、2024年に県内で確認されたうそ電話詐欺の被害件数(11月末現在)は190件(前年同期比86件増)で、被害額は5億3005万9094円(同1億6897万8306円増)と大幅に増加している。
さらに投資詐欺、ロマンス詐欺などのSNS(インターネット交流サイト)型詐欺も同時期現在で169件発生。被害金額も13億67万9283円とうそ電話詐欺をしのぐ勢いで増加している。
徳之島署管内でも昨年11月末時点でうそ電話詐欺3件で約1千万円。SNS型詐欺2件で約1100万円の被害が出ているという。同署は「お金を振り込む前に周囲や警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けている。