新鮮な地魚ワンコインで 初開催の朝市に手応え 沖永良部島漁協

2022年06月12日

社会・経済 

新鮮な地魚などを販売した沖永良部島漁協の「漁港朝市」=11日、和泊町

沖永良部島漁業協同組合(東善一郎組合長)は11日、和泊町の同漁協で「漁港朝市」を初開催した。多くの島民が訪れ、旬のマグロや新鮮な地魚を買い求めていた。

 

燃油高騰や魚価の低迷など漁業経営が厳しい中、島内消費を拡大させようと初めて開催した。アオダイやアオマチ(アオチビキ)などの地魚を、大きさ問わず1匹500円で販売。急速冷凍で生食可能なマグロのほか、ソデイカ、シイラの切り身なども並べた。

 

来場者は、漁師からお勧めの料理や食べ方のアドバイスを受けながら、買い物を楽しんでいた。漁協役員の塩貝和雄さん(60)は「今回は試験的に行ったが、開始前から多くの人に集まっていただき、手応えはあった。両手いっぱいに買ってくれる人もいた。次回は未定だが、和泊、知名両町で交互に定期的に開催していきたい」と話した。