社会人として決意新た 奄美市合同入社式

2022年04月02日

社会・経済 

引き締まった表情で合同入社式に臨んだ新入社員ら=1日、奄美市名瀬

2022年度第58回奄美市合同入社式(奄美大島商工会議所など6団体共催)が1日、同市名瀬の集宴会施設であった。官公庁を含む市内の11事業所から新入社員、新規採用職員計41人が出席。各団体の代表らから温かい激励の言葉を受け、社会人としての決意を新たにした。

 

合同入社式は、地元で就職する若い人たちを祝福し、奄美市の産業経済発展の担い手であるという自覚と認識を促すことなどを目的に、毎年開いている。

 

式では共催団体を代表し、奄美大島商議所の有村修一会頭が「今後の奄美の未来は皆さん一人一人の成長にかかっている。若々しい皆さんが熱意と柔軟性を持って仕事に取り組み、輝かしい未来に向けて力強く歩み始めてくれることを期待している」とあいさつ。

 

新川康枝大島支庁長、安田壮平市長も来賓あいさつし、新入社員らの社会人としての活躍に期待を寄せた。

 

新入社員代表あいさつで、奄美医療生活協同組合の益田耕大さん(24)が「奄美の企業の一員に加わることができ、喜びで胸がいっぱい。同時に責任も感じています。まだまだ未熟だが、努力を重ね、一日も早く皆さんの役に立てるよう精進していきます」などと抱負を述べた。