たすきに思い、ストゴレ魂で 県駅伝、男女で結団式 奄美市

2025年01月15日

スポーツ

大島地区選手団の合同結団式で選手宣誓する上原千怜選手(左)と矢田光輝選手=14日、奄美市名瀬の大島支庁

第38回鹿児島県地区対抗女子駅伝競走大会、第72回鹿児島県下一周市郡対抗駅伝競走大会の大島地区選手団合同結団式は14日、奄美市名瀬の県大島支庁であった。選手やスタッフ、役員が参加。選手を代表して、上原千怜、矢田光輝の両選手が「1年間努力を重ねた練習の成果をいかんなく発揮し、一本のたすきにチーム全員の思いを込めてストゴレ魂で最後まで力強く駆け抜けることを誓います」と宣誓した。

 

奄美群島市町村体育協会会長の安田壮平奄美市長は「選手の皆さまには大島地区の代表として、ストゴレ精神と結いの精神をもって、日頃の練習の成果を発揮し、前回大会を上回る成績を収められることを祈りたい。群島民一丸となって応援したい」と激励。

 

続いてチームスタッフや選手の紹介があり、女子チームの備秀朗監督は「昨年はCクラス優勝、Bクラス入りだった。今年の目標はBクラス優勝、総合5位、躍進賞。この三つの達成に向かって頑張っていきたい」

 

男子チームの川元英経監督は「前回は途中棄権があるなど悔しい思いをしながらリベンジというつもりで1年やってきた。Cクラス優勝はもちろん目指したい。高校生に力のある選手がそろい、彼らのためにもさらに上を目指して頑張りたい」と話した。

 

県地区対抗女子駅伝は26日、霧島市隼人運動場を発着点に6区間21・0975㌔のコース。県下一周市郡対抗駅伝は2月15~19日、鹿児島市役所を発着点に県本土をほぼ一周する53区間583・2㌔のコースである。