大島は総合11位 県女子駅伝、姶良が優勝

2022年01月31日

スポーツ

スタートする大島の榮まひる(中央)ら1区の選手たち=30日、霧島市隼人運動場

第35回県地区対抗女子駅伝競走大会(県、県教育委員会、MBC南日本放送主催)は30日、霧島市の隼人運動場を発着点に6区間21・0975キロであった。大島は1時間19分49秒のタイムで11位。昨年の9位から二つ順位を落とした。レースは、姶良が最終6区で出水をかわし、2年ぶりの優勝を飾った。

 

午前10時スタート。新型コロナウイルス感染対策の観点から、主催者は昨年に続き今年も沿道での観戦を控えるよう呼び掛けた。

 

大島は1区・榮まひる(鹿児島高3年、古仁屋中出身)、2区・要田悠那(大島高3年)、3区・要田光春(赤徳中2年)、4区・平安珠(鹿児島純心女子大4年、和泊中出身)、5区・上原千怜(芦花部小中教諭)、6区・大川菜々子(ジェイズ・パートナー、赤木名中出身)が出走し、たすきをつないだ。

 

「Cクラス優勝、Bクラス復帰」を目標に掲げて臨んだ大島は、序盤11位と出遅れ、3区要田が区間7位の力走を見せたものの、順位を上げることができなかった。

 

大島の備秀朗監督(60)は「駅伝の厳しさを学び、悔しさが残る大会になった。コロナ禍で合同練習がここ2年できていないつけが出た。ただ、選手たちはよく頑張った」と振り返り、「多くの課題を見つけることができたのは収穫。他の地区に対抗できるエースを育てるなど強化を図り、来年こそは結果を残したい」と前を向いた。

 

【総合順位】①姶良1時間9分55秒②出水1時間10分00秒③肝属1時間11分47秒④鹿児島1時間11分48秒⑤日置1時間12分42秒⑥川薩1時間14分04秒⑦熊毛1時間16分59秒⑧川辺1時間17分06秒⑨曽於1時間18分32秒⑩伊佐1時間18分49秒⑪大島1時間19分49秒⑫指宿1時間21分42秒

 

【区間順位】▽1区(4キロ) ①田島愛梨(日置)12分56秒⑪榮(大島)15分24秒▽2区(3キロ) ①野村優花(姶良)9分48秒⑪要田(大島)11分41秒▽3区(3キロ) ①橘のん(姶良)9分52秒⑦要田(大島)10分29秒▽4区(4・073キロ) ①中島紗弥(肝属)13分04秒⑩平(大島)15分13秒▽5区(3キロ) ①牧美颯(出水)10分01秒⑨上原(大島)11分06秒▽6区(4・0245キロ) ①兼友良夏(姶良)13分06秒⑫大川(大島)15分56秒