西田選手(笠利町出身)も練習に汗 エディオン女子陸上部奄美合宿

2019年01月07日

スポーツ

30㌔走に汗を流す西田選手(手前)=2日、奄美市名瀬の古見方ロードコース

30㌔走に汗を流す西田選手(手前)=2日、奄美市名瀬の古見方ロードコース

 奄美市笠利町出身の西田美咲選手が所属するエディオン女子陸上競技部(広島県、沢栁厚志監督)の奄美合宿が12月29日から、奄美市の名瀬運動公園を拠点に行われている。長距離9人、競歩1人の計10選手が来島。1月13日の都道府県対抗女子駅伝競争大会(京都府)や2月10日の全日本実業団ハーフマラソン大会(山口県)などに向けて練習を積んでいる。

 

 西田選手は笠利町和野出身。節田小、赤木名中ではバレーボール部に所属した。小学4年で笠利町内一周駅伝競走大会に初出場。中学卒業までバレーボールとともに駅伝選手として活躍した。

 

 高校は神村学園(いちき串木野市)に進学。長距離に専念し、高校3年の県高校総体3000㍍で優勝。その年の全国高校女子駅伝は3区(3㌔)を区間3位の力走で、同校の4位入賞に貢献した。

 

 鹿屋体育大を経て、実業団チームへ。昨年11月に宮城県であった全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)ではレース最長区間の3区(10・9㌔)を担った。

 

 奄美での合宿は走り込み中心。4日目の1月2日、西田選手は奄美市名瀬の古見方ロードコースで約2時間、30㌔を走った。

 

 練習後、西田選手は「年々、後輩たちのレベルが上がってきて、いい刺激を受けている。私も今年はハーフマラソンに挑戦する。少しでも島の皆さんにいい報告ができるように頑張りたい」と話した。

 

 同部の奄美合宿は7日午前中までの予定。