「壱乃醸朝日」が審査員賞 「弥生」もプラチナ賞 フランスの酒コンテスト

審査員賞とプラチナ賞に輝いた「壱乃醸朝日」

 フランスの一流ソムリエらが選ぶ「KuraMaster2021日本酒・本格焼酎・泡盛コンクール」(同運営委員会主催)の審査結果が20日発表され、各カテゴリー選出で最高賞に次ぐ審査員賞に、朝日酒造(喜界町)の「壱乃醸朝日」が輝いた。部門別上位に贈られるプラチナ賞には、弥生焼酎醸造所(奄美市)の「弥生」が、壱乃醸朝日と共に選ばれた。

 

 同コンクールは、フランス人のための日本酒コンクールとして17年から開催。第5回の今回から「本格焼酎・泡盛」のカテゴリーが新設され、フランスを代表するソムリエやバーテンダら31人がテイスティング審査を行った。出品は164銘柄で、うち奄美黒糖焼酎は11銘柄がエントリーした。「壱乃醸朝日」と「弥生」は同カテゴリーでトップ13入りし、黒糖焼酎部門のプラチナ賞。続く金賞には沖永良部酒造(和泊町)の「稲乃露」、奄美大島酒造の「浜千鳥乃詩」が選ばれた。発表式はパリであり、日本各地の受賞蔵元とオンラインでつないだ。

 

 朝日酒造の喜禎浩之代表取締役は「黒糖という風味がフランスや世界の方々へ認知されたことにより、海外へ自信を持ってアピールできることにつながる。奄美が世界自然遺産に登録され注目を浴びる中で、奄美黒糖焼酎をしっかりとPRしていきたい」と喜びを語った。

 

 弥生焼酎醸造所の川崎洋之代表取締役は「受賞できたことをうれしく思う。特に蔵の代表銘柄でレギュラー酒である弥生で受賞できたのは、蔵人の支えや奄美の皆さんの応援があったからこそだと感じている」と述べた。

プラチナ賞に輝いた「弥生」