オンライン旅行で魅力発信 観光業者対象に無料支援 商品造成から販売までサポート 鹿児島、沖縄両県

オンライン旅行商品のイメージ(パム・コークリエーション提供)

  鹿児島、沖縄両県は今年度、奄美・沖縄の世界自然遺産登録を契機に誘客活動の一環としてパソコンやスマートフォンなどを通して楽しむ疑似旅行「オンライン旅行」の造成サポート事業を進めている。世界自然遺産地の魅力について情報発信し、交流人口の拡大などにつなげるのが狙い。奄美、沖縄の観光事業者を対象にオンライン旅行商品のつくり方から販売までを無料でサポートする。

 

 同事業は、奄美群島振興交付金と沖縄振興特別推進交付金を活用した「奄美・沖縄」観光・交流連携体制構築事業の一環。事業費は900万円で、奄美と沖縄の事業者を組み合わせたオンライン旅行などの販売も検討している。事業を受託したパム・コークリエーション(本社、沖縄県那覇市)によると、今月4日にオンラインで開催した事業説明会には奄美、沖縄両地区から約40事業者が参加した。

 

 説明会では、オンライン旅行の市場動向や販売方法のほか、販売先の旅行会社(サイト)やオンライン旅行の事例などを紹介。オンライン旅行は新型コロナウイルスの影響で体験者が増加しており、アンケート調査では体験後の現地訪問意向率も95・7%と高いことも報告された。

 

 参加業者からは、旅行商品のつくり方や掲載する写真や動画の撮影方法、集客やリピーターにつなげるためのアフターフォローなどに関する質問があった。

 

 今後は、来年2月上旬までに随時オンライン旅行の販売を開始していく予定。

 同事業に関する問い合わせはパム・コークリエーション電話098(860)9072、メールアドレスpcc-info@pam.co.jp