マンゴー、質量そろった豊作 天城町、収穫・出荷を開始

テープカットで出荷開始を祝ったマンゴー出発式=7日、天城町松原

 天城町熱帯果樹生産組合(作山和久組合長、組合員32人)が栽培するマンゴーの出発式が7日、同町松原のほ場であった。関係者ら約50人が出席し、テープカットで今期の収穫と出荷のスタートを祝った。同組合によると、昨年は暖冬の影響で不作だったものの、今年は質、量ともそろった豊作だという。

 

 来賓で訪れた森田弘光町長は「豊作は行政を預かる身としてうれしい限り。徳之島の先進地として収穫に励んでほしい」とあいさつした。

 

 町などによると、町内全体のマンゴー農家は約50戸で、栽培面積は約5・5ヘクタール。一昨年まで生産量30トン台、生産額9100万円台を維持していたが、昨年は生産量25トン、生産額7500万円とダウンした。今年は同組合の収穫分だけで26トンを見込んでおり、収穫のピークは7月下旬ごろの見通し。

 

 出発式の会場となったほ場を経営する新田功吉さん(68)は「今年の出来は申し分ない。消費者においしいと喜んでもらえる品を届けたい」と笑顔を見せた。

 

 マンゴーは同町のふるさと納税返礼品としても人気が高まっている。町によると、7月4日時点で寄付件数555件(前年比319件増)、寄付総額616万円(同309万円増)と大幅に増えている。