三つ子の子牛、初出荷 技術向上と母牛のおかげ 与論町・畜産農家、町本さん

与論町で初めて出荷された三つ子の子牛=3日、同町

 【沖永良部総局】与論町那間の畜産農家・町本陽さんの黒毛和牛の三つ子、さゆり(雌)、次郎(去勢)、太郎(同)が2日、同町家畜市場での子牛競り市で出荷された。3頭は、日令312日で、体重は約250~280キロと元気に成長。町本さんは「これまで事故もなく成長し、出荷の日を迎えられたことが何よりうれしい」と喜びを語った。

 

 3頭は昨年12月25日に生まれた。町本さんの牛舎では、これまでに双子はあったものの、三つ子は初めて。「クリスマスプレゼントだね」と家族で喜んだという。「生まれた時は、ミルクの量の調整が大変だった。寒い日が続いたため暖かくするなど気を使ったが、母牛が上手に子育てをしてくれたので良かった」と振り返った。

 

 JAあまみ与論事業本部によると、与論で三つ子の出荷は初めて。担当者は「三つ子が産まれても育て方が難しくなかなか育たない。近年、農家の技術は向上しており三つ子の生産も可能となった。今後、私たちも指導員として農家をバックアップし指導に努めていきたい」と話していた。