共販取り扱い目標15㌧ 奄美プラム 2年ぶり共販も伸び悩み

共販量15㌧を計画している奄美プラム=24日、大和村大和浜

 JAあまみ大島事業本部はこのほど、2021年産奄美プラム(スモモ)の共販計画をまとめた。20年産は歴史的な不作で共販を見送っており、2年ぶりに再開する共販取り扱い目標量は15㌧。19年産実績と比較しても3・7㌧増にとどまり、平年を大幅に下回る計画だ。

 

 JAによると、今期は冬場の低温が一定期間あり、着果の気候条件は整っていた。しかし、施肥管理の差による園地ごとの着果数のバラつきや小玉傾向がみられ、収穫量は2月の開花期の想定よりも伸び悩む見込みという。

 

 20年産は島内のスモモ生産量が3㌧と記録的な不作だったこともあり、共販を取りやめた。21年産の1㌔当たり単価は400円、目標額は600万円に設定。地区別の共販目標は▽大和村12・4㌧(19年産実績10・0㌧)▽名瀬1・4㌧(同0・8㌧)▽龍郷1・2㌧(同0・5㌧)となっている。

 

 24、25の両日、大和村など3会場で予定していた販売対策会議は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して中止。6月1日に選果場の受け入れを開始し、3日に実の大きさや着色の基準を決める目ぞろえ会と出荷に向けた出発式を予定している。

 

 JA担当者は生産者に対し、「今後梅雨で雨が続く可能性がある。果実の裂果や思うような収穫ができないことが懸念されるため、安定した品質の出荷を望みたい」としている。