南国の魅力届け 東京で奄美をアピール 大鹿児島展

健康志向が高まる中、活況を見せた与論島産の健康食品などを扱うブース=29日、東京の東武百貨店

 東京・池袋の東武百貨店で「大鹿児島展」(県、県特産品協会主催)が29日に始まった。テーマは「夏初開催!南国薩摩のうまかもん、よかもん」。奄美群島からも約11社が出品。奄美黒糖焼酎や本場奄美大島紬、健康食品など多彩な特産品が並び、奄美の魅力をアピールしている。8月3日まで。

 

 奄美黒糖焼酎の蔵元は「暑い夏。瓶を氷水で冷却してもラベルがはがれない工夫をした。氷の模型を使ったディスプレイで涼しさを演出した。売れ行きも上々だ」と手応えを語った。陳列棚には世界自然遺産登録を表示した商品も数多く展示され、買い物客の関心を集めていた。

 

 与論島産の健康食材や加工品を扱うブースを訪れた女性客(40代)は「コロナ禍で我慢しているが、これまでに20回以上も与論島に行っている。島の食材で心も身体も元気になりたい」と笑顔を見せた。

 

 主催した鹿児島県特産品協会の遠矢喬志事業部長は「奄美からの品は台風の影響で物流が滞ったものの、何とか会期に間に合った。今回は初めての夏期開催。世界自然遺産登録が決まったことも追い風になっている。南国の魅力を都会の消費者に届けてほしい」と期待を寄せた。