地場産の魚料理に舌鼓 漁業者支援で飲食店が企画 高級魚も割安提供 奄美市名瀬

家族連れなどでにぎわったイベント会場=16日、名瀬漁協

 奄美市の名瀬漁協で16日、地場産の魚を使った料理などをテークアウトで提供するイベントがあった。新型コロナウイルスの影響で外食の機会が減り、魚の消費量も減っていることから、市内の飲食店が「地元の漁業従事者を応援しよう」と企画した。市内のすし屋や居酒屋など4店舗が特設の売り場を設け、にぎりずしや串焼き、魚介類を煮込んだアクアパッツァなどの料理を提供し、家族連れなどでにぎわった。

 

 会場では販売開始の1時間前から行列ができた。マスク着用や手指の消毒、入場者数の制限などの感染症対策も徹底して行われた。

 

 家族3人で訪れていた高橋清隆さん(44)は「外食する機会も減ったので、おいしい魚料理を食べて元気になろうと思って来た」と笑顔で話し、熱心に品定めをしていた。

 

 イベントの発起人、神山宗徳さんは「今回は準備期間が短かったにもかかわらず4店舗が集まり、名瀬漁協の協力もあって実現した。普段は本土に出荷している高級魚も料理し割安で提供している。奄美の魚のおいしさを地元の人に楽しんでほしい。これをモデルケースに地元の食材を使ったさまざまなイベントを考えていきたい」と話していた。