奄美大島の3人が新規就農 奄美市で「励ましの会」

関係機関から激励を受けた新規就農者の野村さん、星野さん、澤山さん(前列左から2~4人目)=10日、奄美市名瀬

 奄美大島・喜界島地区の2021年度新規就農者励ましの会が10日、奄美市名瀬の市農業研修センターであった。20年度から21年度にかけて就農した野村貴徳さん(22)=奄美市笠利町、星野芳彰さん(41)=同、澤山里華さん(42)=大和村=の3人が出席。次代の奄美農業の担い手として決意を新たにした。

 

 励ましの会は大島地区指導農業士会など新規就農者を支援する3団体が主催。新型コロナウイルスの感染防止対策で、今夏に就農を予定している喜界町在住の1人は欠席、関係機関の出席者も来場人数を制限して開催した。

 

 指導農業士会の藤村秀久会長は「研修に参加して技術を高め、自分のアイデアを生かしながら信念を貫いて挑戦してほしい」と激励。県大島支庁の中島博也農林水産部長は「世界自然遺産登録を控え、国内外から注目されチャンスの時期。スマート農業も日々進歩しており、好条件を生かして経営展開を」と述べ、活躍に期待した。

 

 野村さんは後継者として肉用牛、星野さんと澤山さんは新規参入者としてそれぞれパッションフルーツ、タンカンの生産に取り組む。

 

 野村さんは「9月には子牛の出荷も控える。人工授精士としても活躍したい」、星野さんは「奄美空港近くにハウスを導入し、観光農園にも取り組みたい」、澤山さんは「自分が満足して、周りからも評価されるようなタンカンづくりに努めたい」とそれぞれ抱負を述べた。

 

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関係機関から激励を受けた新規就農者の野村さん、星野さん、澤山さん(前列左から2~4人目)=10日、奄美市名瀬