島の魅力体感 旅行商品造成へ 奄美大島で県企画ツアー

マングローブ原生林でカヌー体験を行ったツアーの参加者たち=15日、奄美市住用町

 世界自然遺産登録が確実視されている奄美大島にスポットを当てた旅行商品化を視野に、旅行会社の担当者が現地を視察するツアーが15日、始まった。県が企画して九州北部から4社が参加。16日まで同島に滞在し、自然や文化の体験活動を通して島の魅力を体感する。

 

 ツアーは県が実施する「旅行エージェント及びキャリア等現地調査事業」の一環。日本旅行、JTB、クラブツーリズム、JR九州から商品造成担当者各1人が参加した。

 

 一行は15日早朝、県本土からの定期船で奄美入り。奄美市住用町のマングローブ原生林でカヌー体験を行ったほか、瀬戸内町のホテルやヤドリ浜、ホノホシ海岸などを視察した。16日は同市名瀬の金作原原生林や大和村の国直集落、龍郷町の観光スポット・ハートロックなどを巡り、空路で福岡に帰る。

 

 県福岡事務所の朝倉里香観光振興課長は「福岡の人たちが持つ奄美のイメージはマリンレジャーや鶏飯が強い。実際に来て見て体験してもらうことで、奄美大島の本当の魅力を伝える商品造成につなげてもらえたら」と話した。

 

 ツアーに参加した日本旅行の徳山多恵子さん(41)は今回が6度目の来島。「世界自然遺産になる島なのでやはり一番の魅力は自然。人の温かさもアピールしたい魅力の一つ。奄美大島の素晴らしさを多くの人に伝える旅行商品を企画し、販売していきたい」と語った。