来年もきれいに咲いて 秋に備えユリ球根掘り取り 和泊町笠石海浜公園

ユリ球根の掘り取り作業を行う参加者=11日、和泊町の笠石海浜公園

 【沖永良部総局】和泊町の笠石海浜公園で11日、恒例のユリ球根掘り取り作業が行われた。和泊町花と緑のまちづくり推進協議会主催で、町内の各種団体、スポーツ少年団、中学、高校の部活動など16団体175人が参加。秋の植え付けに備え、公園一帯のテッポウユリとスカシユリの球根計約24000球を掘り取った。

 

 町が進める「えらぶゆり地域活性化プラン」の一環。昨年10月の植え付けでは、「1時間に植えた花の球根の最多数」に挑戦。1万5690球を植えてギネス世界記録に認定され、全国から注目を集めた。

 

 作業を前に、同推進協の大福勇会長(69)は「昨年はギネス挑戦、テレビ番組収録と全国の皆さんにユリが紹介された。今年の満開期はたくさんの人が島を訪れてくれると思っていたが、あいにくのコロナ禍だった。今日は来年もきれいに咲かせたいという思いで掘り取りをしたい」と呼び掛けた。

 

 強い日差しの下、参加者は手作業で球根を掘り起こし、土を払い落としてかごに詰める作業などに汗を流した。球根掘り取りに初めて参加した和泊中バレーボール部の1年生3人は「土の中から球根を見つけるのが大変」「春に見た満開のユリはきれいだったので、自分たちが掘った球根で、来年もまた花が咲くのが楽しみ」と話し、懸命に作業に取り組んでいた。