海外進出へ新ブランド 50年古酒「ましゅ」発売 西平酒造

50年古酒「ましゅ」の発売を発表した西平せれな新社長(右)ら=1日、奄美市名瀬

  奄美市名瀬の西平酒造は1日、同市名瀬の直営店で記者会見を開き、西平せれな新社長(33)の就任と海外向け新ブランド「奄美秘伝シリーズ」の発足などを発表した。第一弾として、50年熟成の古酒「ましゅ」をオンライン限定で発売する。西平社長は「黒糖焼酎を通じて奄美の歴史と文化の継承、雇用促進につなげたい」と意欲をみせた。

 

 「ましゅ」は島唄に歌われる女性の名前。幕末から明治にかけて奄美大島で白糖工場の建設に携わったアイルランド人トーマス・ウォートルスの恋人だったとされており、海外展開を目指す上で奄美大島と世界の懸け橋になることを期待した。

 

 開発に関わった焼酎品質鑑定士のジョン・マノリト・カントゥ氏は「歴史を感じるまろやかな落ち着いた風味で、余韻のある甘い香りが特徴」と話した。

 

 34度、500㍉㍑入り。価格は創立94周年を記念し9万4000円(税込)に設定した。200本製造し、国内向けには西平酒造オンラインストアで50本限定で予約販売する。発送は11月ごろを予定している。

 

問い合わせは電話0997(52)0171西平酒造。