漁業被害軽減でサメ駆除 奄美市住用町

市崎近海で捕獲し、陸揚げされたサメ=15日、奄美市住用町戸玉(提供写真)

 奄美市住用町のすみよう漁業集落(田中義人代表)は15日、同町の市崎近海でサメの駆除活動を行った。前日に設置した仕掛けにイタチザメなど4匹が掛かり、陸揚げして処理した。1匹は約200㌔、体長2㍍を超えるサイズだった。

 

 同集落によると、駆除活動は国の離島漁業再生支援交付金を活用して毎年実施している。住用地区の沿岸部ではサメの目撃情報が多く、漁業被害も相次いでいるという。

 

 同日は市崎付近の沖合約20㍍、水深約5㍍の海域で作業。仕掛けの設置やサメの回収などを担当した諏訪原清高さん(75)は「イタチザメは凶暴で危険。住用の沿岸でもチダイやキホタ(ウメイロ)などの漁でサメ被害が見られる。今後も駆除を継続していきたい」と話した。