紅さんご(奄美大島開運酒造)が最高賞 黒糖焼酎2年連続快挙 東京ウイスキー&スピリッツコンペ

ベスト・オブ・ザ・ベスト、最高金賞受賞の「紅さんご」(上)と、2年連続最高金賞の「里の曙 ゴールド」

  「第3回東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」(同実行委員会主催)の審査結果が24日、発表された。焼酎部門で奄美大島開運酒造(宇検村)の「紅さんご」(40度)が最高賞のベスト・オブ・ザ・ベストと最高金賞に輝いたほか、町田酒造(龍郷町)の「里の曙 ゴールド」(43度)が昨年に続き最高金賞に選ばれた。奄美黒糖焼酎銘柄のベスト・オブ・ザ・ベスト受賞は2年連続の快挙。

 

 TWSCは日本初のウイスキー&スピリッツの品評会。昨年から焼酎部門が新設され、今年は同部門に全国から255点の出品があった。審査員はバーテンダーや飲料関係ジャーナリストなどの業界関係者が務め、銘柄を伏せて鑑定する審査(ブラインドテイスティング)で最高金賞17点、金賞64点、銀賞100点、銅賞40点を決定した。ベスト・オブ・ザ・ベストは上位25点の中から特別テイスティングチームが選んだ。

 

 奄美大島開運酒造の高妻淑三杜氏は「世界自然遺産登録勧告に続く大変うれしいニュースに心躍った。新型コロナウイルス禍の厳しい現状の中、明るい未来が開けたよう。今後も世界に認められるうまい焼酎造りに精進したい」と喜びを語った。

 

 「里の曙 ゴールド」は昨年のベスト・オブ・ザ・ベスト。町田酒造の長谷場洋一郎杜氏は「開発に約10年費やした思い入れの強い一品。今後も技術を研さんし、世界に伍(ご)していける酒造りに励んでいきたい」と述べた。

 

 奄美黒糖焼酎関係のほかの受賞銘柄は次の通り。

 ▽金賞 奄美黒糖焼酎あまみ六調黒ラベル(渡酒造)、竜宮琥珀(富田酒造場)、里の曙原酒(町田酒造)、初留取り浜千鳥乃詩極Black(奄美大島酒造)、浜千鳥乃詩原酒(奄美大島酒造)▽銀賞 黒糖焼酎うかれけんむん(奄美大島開運酒造)、黒糖焼酎甚松(甚松)、Jougo(奄美大島酒造)、住の江三十年貯蔵(町田酒造)、高倉(奄美大島酒造)、らんかん2018(富田酒造場)▽銅賞 黒糖焼酎れんと原酒(奄美大島開運酒造)、神喜の目醒め赤ワイン樽(朝日酒造)