自宅で〝奄美気分〟味わう リモートで島旅を疑似体験 全国の100人を招待 JAL

奄美旅行を疑似体験したJALオンライントリップを視聴する奄美大島の観光、行政関係者ら=20日、奄美市名瀬

 日本航空(JAL)は20日、旅を疑似体験できる「オンライントリップ奄美群島編」を実施し、奄美の魅力をPRした。全国から招待した100人には事前に奄美黒糖焼酎や黒糖菓子、豚みそなどの特選品を発送。参加者は、観光スポットからの中継映像などを見ながら島々の食も楽しみ、自宅にいながら〝奄美気分〟を味わった。

 

 オンライントリップは、Try on trips(旅を試着する)がコンセプト。デジタルと実体験を融合したリモート(遠隔)の旅で、2020年7月の海士町(島根県)編を皮切りに全国各地にスポットを当てて実施し、今回が第16弾。奄美群島編は今年3月の第6弾に続いて2回目となる。

 

 今回の旅には一般公募に加え、SNS(会員制交流サイト)で多くの人に情報を発信するインフルエンサーが参加。奄美市名瀬の自治会館でも、奄美大島の観光、行政関係者らが中継を視聴した。 

 

 旅は羽田空港から奄美空港行きの「デジタルフライト」で始まった。「現地オンライン観光」では、奄美大島、徳之島、沖永良部島の自然、文化といった島々の見どころを客室乗務員や現地コンシェルジュが解説。森の生き物たちが映し出されると、参加者から「見たことのないかわいい動物ばかり」などのコメントが寄せられた。喜界島と与論島は映像で紹介された。

 

 JAL鹿児島支店奄美営業所の髙瀬清二アシスタントマネジャーは「奄美は豊かで多様な自然環境に加え、人と自然の関わりから育まれた文化が残されている。オンライントリップなどを通して、世界自然遺産登録の効果を群島全体に波及させていきたい」と話した。