葉タバコ収穫始まる  知名町

葉タバコの収穫作業に汗を流す生産者=13日、知名町正名

葉タバコの収穫作業に汗を流す生産者=13日、知名町正名

   【沖永良部総局】知名町で生産されている葉タバコの収穫が始まっている。葉タバコは同町が奄美唯一の産地。13日、梅雨の晴れ間が広がった町内のほ場では、適熟に達した下葉の摘み取り作業に汗を流す生産者の姿が見られた。収穫作業は6月下旬まで続く。

 

 知名町農林課、県たばこ耕作組合大島事務所によると、今期は町内の生産者22戸(前年比1戸減)が44・25ヘクタール(同4ヘクタール減)で栽培。10アール当たりの収量は225キロと見込んでいる。キロ単価は2000円。

 

 この日、家族4人で収穫作業を行っていた武元竹夫さん(40)は「雨が続くとどうしても病気が入ってしまうので、雨の降らないうちに早く収穫を終わらせたい」と休みなく手を動かしていた。

 

 知名町では1970年代に葉タバコの耕作が始まり、生産者は減少傾向が続いている。町葉たばこ振興会の赤池武彦会長(54)は「高齢化に伴いやめていく生産者がいるが、作業を軽減化する機械の開発も進んでいる。他の作物に比べて価格が安定しており、生産を続けていきたい」と話した。