2種を追加指定 奄美はオオカナダモ 対象種は計22種に 県外来種条例

県指定外来動植物に追加指定されたオオカナダモ(一般財団法人県環境技術協会提供)

県は「指定外来動植物による生態系被害防止条例」の対象種として、新たにツヤオオズアリとオオカナダモの2種を指定し、14日付で告示した。このうち奄美群島に関連するのはオオカナダモのみ。2022年2月1日に施行され規制の効力が発生する。

 

条例は在来種の生息環境に影響を及ぼす外来動植物を地域別に指定し、飼育や植栽への県民の責任を明確にするのが目的で19年4月に施行された。同年にアメリカハマグルマやホテイアオイなど県全体で14種を指定し、20年度には6種を追加指定。今回の2種で対象種は計22種(動物15種、植物7種)となった。

 

条例に基づく対象種は県が15年に指定した外来種リスト661種と国の被害防止外来種429種をベースに、10月に開かれた県環境審議会自然部会で有識者が協議して決定。飼養に適合したと認められる施設以外での飼育や植栽は禁じられる。

 

オオカナダモは水生の在来種の生育環境に影響を与えるほか、通水障害や船の通行妨害を引き起こす可能性があることから、移動用施設や水槽型施設、人工池沼型施設、網いけす型施設以外での飼養は認められない。県は随時、条例の対象種を追加指定していく。