〝鉄人〟にパパイア料理をPR JAあまみ徳之島

2019年06月21日

社会・経済 

ホテルに島内産パパイアを贈った熊元部会長(左)=20日、徳之島町亀津

ホテルに島内産パパイアを贈った熊元部会長(左)=20日、徳之島町亀津

 【徳之島総局】JAあまみ徳之島事業本部は20日、徳之島町亀津のホテルニューにしだに島内産パパイア10㌔を贈った。島内で23日に開催されるトライアスロンIN徳之島大会に合わせたPR活動の一環。今年は町内のホテルや飲食店11店舗に無償提供する。各店舗でアスリートらにパパイア料理を提供してもらい、消費拡大や認知度向上を図る。

 

 パパイアの提供は3年目。JAあまみ徳之島地区果樹部会パパイア専門部会の熊元与八郎部会長が同ホテルを訪れ、従業員の西田愛香さん(27)にパパイアを手渡した。西田さんは「毎年漬物や煮物、韓国料理など工夫しながら出している。宿泊する選手のパワーになればうれしい」と話した。

 

 同島のパパイアは昨年の台風で壊滅的な被害を受けたが、春植え推進などで回復を目指している。熊元部会長は「認知度は高まっている。トライアスロンを機に全国に発信したい」と語った。

 

 各店舗では22~30の9日間、パパイアを使ったメニューを展開する。トライアスロン大会を前に21日、出場者らを歓迎するカーボパーティーが天城町総合運動公園多目的広場であり、同事業本部など関係団体はパパイア料理を振る舞ってPRする。