初の外国人も含め4人 2018紬美人を発表

2018年01月06日

社会・経済 

2018紬美人の(左から)シャーロットさん、田原さん、秋葉さん、三浦さん=5日、奄美市名瀬

2018紬美人の(左から)シャーロットさん、田原さん、秋葉さん、三浦さん=5日、奄美市名瀬

 本場奄美大島紬協同組合(山田伸一郎理事長)は5日の「紬の日のつどい」で、2018紬美人を発表した。選ばれたのは三浦瀬奈さん(21)=奄美市名瀬出身、秋葉深起子さん(41)=同、田原瑞希さん(25)=瀬戸内町出身、リントン・シャーロットさん(34)=イギリス出身=の4人。任期は2年。紬をはじめとする特産品販売や観光関連のイベントなどで「奄美の顔」として活動する。

 選考会は昨年の12月15日にあり、業界関係者らが面接して選出した。外国人として初めて選ばれたシャーロットさんはオックスフォード大の学生。泥染めを学ぶため昨年11月に龍郷町に移り住んだ。期間は1年間。「紬はとても魅力的。自然の素材を使った大島紬の研究のために奄美を訪れた。世界に紬を発信したい」と話した。