品質優等、黒糖は13銘柄 本格焼酎鑑評会で表彰式 県酒造組合
2020年02月15日
社会・経済
【鹿児島総局】2019酒造年度に製造された県産本格焼酎の出来栄えを競う鑑評会(県酒造組合主催)の表彰式が14日、鹿児島市内のホテルであった。品質が優等と評価された86製造所104銘柄を発表。奄美黒糖焼酎は13点が選ばれた。
今回は103製造所からサツマイモ168点、黒糖31点、米8点、麦24点の計231点が出品された。熊本国税局や県工業術センターの職員ら7人が審査した。
審査長の岩田知子同局鑑定官室長は黒糖焼酎について「黒糖の特性を生かした甘くフルーティーな香りと、ほのかな甘みを感じるものが多く、蔵の個性も現れてバラエティーに富んでいた」と講評した。
黒糖焼酎の入賞者を代表して㈱西平本家(奄美市)の小畠康幸代表取締役が表彰状を受け取った。
黒糖焼酎の優等銘柄、製造場、製造責任者は次の通り。(敬称略)
▽弥生(弥生焼酎醸造所)川崎洋之▽氣(西平本家)小畠康幸▽うかれけんむん(奄美大島開運酒造)高妻淑三▽あまみ六調(渡酒造)大山隆盛▽浜千鳥乃詩(奄美大島酒造)安原淳一郎▽里の曙(町田酒造)長谷場洋一郎▽奄美(亀澤酒造場)尚哲也▽奄美(天川酒造)三代和彦▽奄美(松永酒造場)花本省吾▽黒奄美(奄美酒類)元田武志▽島のナポレオン(奄美大島にしかわ酒造)永喜竜介▽はなとり(徳田酒造)新里実佐樹▽天下一(新納酒造)新納仁司