地域経済の飛躍誓う 奄美大島商議所賀詞交歓会

2019年01月11日

社会・経済 

鏡開きで新年の幕開けを祝った奄美大島商工会議所の新春賀詞交歓会=9日、奄美市名瀬

鏡開きで新年の幕開けを祝った奄美大島商工会議所の新春賀詞交歓会=9日、奄美市名瀬

  奄美大島商工会議所の新春賀詞交歓会が9日、奄美市名瀬のホテルあった。経営者や行政関係者ら約100人が出席。新年の幕開けを祝い、地域経済の飛躍を誓った。

 

 谷芳成会頭はあいさつで「人手不足や物価上昇など中小企業を取り巻く環境は厳しく、今後の消費税増やキャッシュレス化などへの対応も必要。奄美群島振興開発特別措置法の延長を見据え、会員事業の繁栄、奄美経済の発展を目指し力強く取り組んでいく」と決意を新たにした。

 

 来賓の松本俊一県大島支庁長、朝山毅奄美市長は世界自然遺産登録への取り組みやNHK大河ドラマ「西郷どん」放送など昨年の話題を振り返りつつ、「今年は自然遺産登録へ向け重要な年になる」「奄美への追い風をしっかりとつかみ、猪突(ちょとつ)猛進、飛躍の年にしたい」などと述べた。

 

 鏡開きでは谷会頭らが威勢よくたる酒を開け、今年1年の飛躍を願った。来場者は奄美黒糖焼酎で乾杯。抽選会や八月踊り、六調などと続いた。