奄美の2農産物を認証

2014年06月20日

社会・経済 

  【鹿児島総局】県は19日、「かごしまの農林水産物」(K―GAP)認証制度で「宇検村マンゴーK―GAP推進部会」のマンゴーと「瀬戸内町パッションフルーツK―GAP推進部会」のパッションフルーツの2件を17日付で新規認証したと発表した。
 今回の新規2件と更新9件を含めた累計認証件数は284件(238団体・個人、60品目)となった。
 県農業・農村振興協会によると、宇検村マンゴーK―GAP推進部会(4戸、石原孝夫部会長)は17・3㌃でマンゴー栽培に取り組み、今期は7月下旬から8月下旬にかけて2・7㌧の出荷を見込んでいる。
 瀬戸内町パッションフルーツK―GAP推進部会(6戸、宮原仲清代表)は67・8㌃でパッションフルーツを栽培し、今期は6月下旬から8月上旬に10・2㌧を出荷する計画。化学肥料と化学合成農薬の使用を慣行より5割以上低減する特別栽培農産物としても併せて認証された。