新規就農者を励ます会 沖永良部島

2019年06月28日

社会・経済 

先輩農家から記念品を受け取る新規就農者(左側)=27日、知名町

先輩農家から記念品を受け取る新規就農者(左側)=27日、知名町

 【沖永良部総局】沖永良部・与論地区の新規就農者励ましの会(県大島支庁沖永良部事務所など主催)が27日、知名町商工会館であった。関係機関の担当者や指導農業士ら約50人が出席。2018年度以降に就農した12人(和泊2人、知名6人、与論4人)の営農の門出を祝うとともに、地域農業の担い手としての活躍を期待し、励ました。

 

 主催者あいさつで新屋博数沖永良部事務所長は「皆さんが将来に向かって希望を持って営農できるよう関係機関団体と連携して支援していく。自分の将来を見据え、一日も早く知識、技術を習得され、目指す農業の実現を期待します」とエール。

 

 この日は新規就農者6人が出席して一言ずつあいさつした。知名町正名でサトウキビとスナップエンドウの栽培に取り組む西一樹さんは「初めての農業で、まだまだ分からないことばかり。皆さんの指導をよろしくお願いします」と話した。

 

 続いて知名町の赤地邦男副町長と、沖永良部地区農業青年クラブ(4Hク)連絡協議会の幸山利忠会長が、新規就農者に励ましの言葉を述べた。記念品の贈呈や4Hクの活動紹介とクラブへの加入呼び掛けもあった。