染織文化、奄美から世界へ

2015年01月20日

社会・経済 

 

 セレクトショップ大手ユナイテッドアローズ(本社東京都)の重松理名誉会長と京都の老舗帯問屋「誉田屋(こんだや)源兵衛」の山口源兵衛代表が設立した新会社「檸檬草(れもんそう)」(本社東京都)が、奄美市笠利町で染織技術者養成施設の運営を計画していることが19日までに分かった。山口氏が南海日日新聞の取材に応じ、構想を明らかにした。海外市場も視野に天然染料、手織りの生地で高品質の製品を展開する。和装業界が低迷する中、職人の手仕事による伝統技術を守る狙いがある。