沖永良部、与論も豊作/16年産キビ

2017年04月25日

社会・経済 

豊作が見込まれる沖永良部島の南栄糖業=24日、和泊町 

豊作が見込まれる沖永良部島の南栄糖業=24日、和泊町

  奄美群島の2016~17年期(16年産)の原料サトウキビ搬入は奄美大島、徳之島、喜界島は先週までに完了したが、南2島は現在も続いており、当初の予定より搬入期間が延びている。総生産量は沖永良部島が過去30年で2番目の水準の9万8千㌧を見込み、与論島も8期ぶりとなる3万㌧台に達した。搬入期間の延長は豊作に加え、雨による機械収穫の遅れが主な要因で、関係者は豊作を喜ぶ一方、春植えなどへの影響も懸念している。