沖永良部沖に海底熱水鉱床/金銀豊富、ボーリング調査へ

2017年12月07日

社会・経済 

銀水サイトで確認された多数のチムニー(JOGMEC提供)

銀水サイトで確認された多数のチムニー(JOGMEC提供)

 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、本部・東京都港区)の海洋資源調査で、沖永良部島沖で鉛や亜鉛、金、銀を豊富に含む海底熱水鉱床が新たに見つかったことが分かった。JOGMECは今後、鉱床の資源量の把握に向けたボーリング調査などを行う。鉱床は同島の洞窟・銀水洞にちなんで「銀水サイト」と呼んでいる。

採取した鉛、亜鉛、金、銀を豊富に含む鉱石(JOGMEC提供)

採取した鉛、亜鉛、金、銀を豊富に含む鉱石(JOGMEC提供)