漁解禁も数が激減/シラヒゲウニどこへ?

2016年07月02日

社会・経済 

解禁になったものの、シラヒゲウニの数が少なく、早々と漁を切り上げた安木屋場集落の住民=1日、龍郷町

解禁になったものの、シラヒゲウニの数が少なく、早々と漁を切り上げた安木屋場集落の住民=1日、龍郷町

 奄美群島で1日、シラヒゲウニ漁が解禁された。各地でシーズンを待ちわびた人々が海へ繰り出した一方、ウニ漁を楽しむ人で毎年にぎわう龍郷町の安木屋場海岸では、ウニの数が少なく、早々と漁を切り上げる姿が目立った。地元住民からは「こんなに少ないのは過去に記憶がない」「稚ウニの放流をしているのになぜウニがいないのか」といった声が聞かれた。