白熱したプレーに一喜一憂 奄美の児童を観戦ツアーに招待 キリンビール鹿児島支社

2018年08月09日

社会・経済 

鹿児島Uのホームゲームに招待された子どもたち(キリンビール鹿児島支社提供)

鹿児島Uのホームゲームに招待された子どもたち(キリンビール鹿児島支社提供)

 【鹿児島総局】キリンビール鹿児島支社(鹿児島市)はこのほど、サッカーJ3鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)のホームゲームに奄美群島の小学生を招待した。サッカー少年、少女12人が鹿児島市の白波スタジアムで観戦し、白熱したプレーに一喜一憂した。

 

 「スポーツで鹿児島を元気にし、奄美の子どもたちの未来を応援しよう」(同支社)と試合観戦のほか、サッカー教室の体験や水族館見学を盛り込んだ2日間のツアーを組んだ。

 

 ザスパクサツ群馬との一戦は序盤から目まぐるしく攻守が入れ替わる展開。鹿児島Uは0―2で負けたものの、子どもたちは最後まで声援を送った。

 

 内城小4年の永野彩奈さん(10)=和泊町=は「プロのプレーは迫力がある。体の使い方がうまい」と大喜び。喜界小6年の坂元優之介君(11)=喜界町=は「僕もいつかハットトリックを決めたい」と目を輝かせた。