観光振興へ意見交換 アイランドホッピング検討会 奄美市名瀬

2018年02月07日

社会・経済 

観光振興策について意見交換した奄美群島アイランドホッピング検討会=6日、奄美市名瀬

観光振興策について意見交換した奄美群島アイランドホッピング検討会=6日、奄美市名瀬

 奄美群島アイランドホッピング検討会の会合が6日、奄美市名瀬の奄美会館であった。2017年度の4回目。主催する県など行政や交通事業者、観光関係団体などから16人が出席。各交通機関を活用した群島全体の観光振興策について意見交換した。

 

 同会は群島内の空路、海路、陸路の事業者間の相互理解と連携体制づくりに向けた意見交換の場。交流人口の拡大や地域振興につなげるための課題や仕組みづくりを2016年度から検討してきた。事業は来年度まで3カ年の予定。

 

 検討会では、飛行機と船の両方を活用した旅行ツアーの商品化や、奄美の島々それぞれが持つ魅力をもっと発信していく必要性を指摘する意見があった。

 

 船会社側は「早朝の利用が多い名瀬新港旅客待合所に仮眠室を設置してほしい」と要望。「統一して使用するアイランドホッピングのブランドロゴを作ってはどうか」との声もあった。