3人の修了・入所生意欲新た 瀬戸内町営農支援センター

2018年06月30日

社会・経済 

修了証書を受け取る修了生(左)=29日、瀬戸内町役場

修了証書を受け取る修了生(左)=29日、瀬戸内町役場

 農業の人材育成を担う瀬戸内町営農支援センターの2017年度修了式と、18年度入所式は29日、同町役場であった。町内在住の修了生2人、入所生1人が出席し、研修や就農に向けた意欲を新たにした。

 

 式には、町役場や県大島支庁の農業担当課職員、指導農業士ら21人が出席。鎌田愛人町長は「修了生は就農後も積極的に情報、知識、技術を習得するべく頑張ってほしい。入所生は1年間研修に専念し、今以上に高い志を持って就農できるよう、関係機関一体となって支援していきたい」と呼び掛けた。

 

 修了生、入所生一人一人が決意を発表。修了生で主にパッションフルーツ、カボチャ栽培を学んだ要俊充さんは「勉強不足で病気が発生。よくない結果に終わり、対策の重要性を実感した。今後は昨年よりは今年、今年よりは来年との思いで作物を栽培していきたい」と語った。

 

 同センターは2000年度から研修生を受け入れ、これまでに65人が修了し、57人が就農している。