5月は奄美群島PR月間=JAL

2018年04月20日

社会・経済 

会見で握手を交わすJALの本田執行役員(右)と朝山市長=19日、奄美市名瀬

会見で握手を交わすJALの本田執行役員(右)と朝山市長=19日、奄美市名瀬

 日本航空(JAL)は19日、奄美市名瀬のAiAiひろばで会見を開き、機内誌特集や奄美群島の食材を使った機内食など、5月に展開する奄美のプロモーション活動を紹介した。今年夏の世界自然遺産登録に向けて地域の活性化を支援するもので、同社の本田俊介執行役員は「今後も次々と奄美の魅力を発信していきたい」と意欲を見せた。

 

 同社は地域活性化プロジェクトで、5月を奄美群島のPR月間と位置付け、▽機内誌、機内ビデオでの奄美特集▽ネイティブシー奄美(龍郷町)がプロデュースした機内食3種を国内線ファーストクラスで提供する―など各種サービスを展開する。

 

 会見には朝山毅市長が同席。朝山市長は「日ごろから外海離島に住むわれわれの交通を支えているJALグループの協力は鬼に金棒」と感謝を述べ、「奄美に吹く風と、JALの方々の思いをしっかり捉えて飛躍を遂げたい」と語った。

 

 会見では、7月1日から日本エアコミューター(JAC)が那覇―沖永良部、徳之島―沖永良部の新路線を開設して奄美―沖縄間の各島を空路で結ぶ「奄美群島アイランドホッピングルート」や、マイレージ利用サービス「どこかにマイル南の島」が5月24日から、那覇、鹿児島の両空港からも利用可能になることなども紹介された。

奄美の食材を利用した機内食を紹介するJALグループ各社の客室乗務員

奄美の食材を利用した機内食を紹介するJALグループ各社の客室乗務員