コロナで合宿実績減 奄美スポーツアイランド協

21年度計画を承認した奄美スポーツアイランド協会総会=25日、奄美市名瀬

 奄美スポーツアイランド協会(会長・徳永恵三奄美市教育部長)の2021年度総会は25日、市役所であった。20年度スポーツ合宿実績によると、島外から70団体、744人が来島。全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で学生を中心にキャンセルが相次ぎ、当初予約数の6割程度にとどまった。

 

 合宿実績を利用人数でみると、16年度から3年間は1300~1500人で推移していたが、19年度は新型コロナの影響で948人(78団体)と1000人台を割り込んだ。さらに20年度は当初予定の1252人(93団体)に対し、744人まで落ち込んだ。

 

 事務局によると、緊急事態宣言などで本土の練習場所を確保できないため奄美合宿の回数を増やした団体がいた一方、大学生を中心に予約キャンセルが相次いだという。

 

 競技別内訳は陸上が64団体と最多。次いで野球4団体、ゴルフとソフトテニスが各1団体だった。地域別は関東が62%を占め、中国・四国、中部、関西などの順だった。

 

 21年度計画は合宿の誘致や受け入れ、官民連携事業などに取り組む。

 

 会員から今後の見通しについて質問があり、事務局は「予算規模は縮小しているが、奄美市予算は回復後を見込んで補助事業を導入した。コロナ禍前より拡大できるような施策を展開したい」との見解を示した。