スポーツ合宿ピーク 奄美大島

島内各所で練習に励む富士通陸上競技部の選手たち=20日、奄美市の名瀬運動公園陸上競技場

奄美大島のスポーツ合宿がピークを迎えている。2021年のニューイヤー駅伝王者、富士通陸上競技部も12日に奄美入りし、24日まで約2週間の日程で島内の公認マラソンコースなどを利用した練習に取り組んでいる。

 

千葉市を拠点に置く同部。来年元旦に群馬県で開催される22年のニューイヤー駅伝(第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会)を前に、男子マラソン日本記録保持者の鈴木健吾や、東京五輪に出場した坂東悠汰、松枝博輝ら選手13人、トレーナー含むスタッフ5人の計18人で来島した。奄美合宿はチーム1期生だった福嶋正監督(57)の現役時代から約30年続く恒例行事となっている。

 

奄美スポーツアイランド協会事務局によると、今年度のスポーツキャンプ・合宿の延べ宿泊人数は1万人を超え、実人数も1000人に上る。新型コロナウイルスの影響で学生の合宿は減少したものの、社会人(実業団)は例年通り推移。1月以降もプロ野球の自主トレや日本実業団陸上競技連合などが続々と来島予定という。

 

福嶋監督は「奄美は暖かく、練習に集中できる環境が整っていて、毎年楽しみにしている。この時期になると島民の方々にも車の運転など気を使っていただいているようだ」と感謝し、「チームの調子は順調。今年優勝したことがいい影響となり、選手の層も厚くなった。次も勝つことしか考えていない」と2連覇へ意気込みを語った。