ボスニアからの来島中止に 五輪・パラのホストタウン 伊仙町

交流する徳之島の牛主とボスニア・ヘルツェゴビナの闘牛飼育愛好家協会の関係者=2019年9月(伊仙町役場提供)

 東京五輪・パラリンピック大会のホストタウン事業で、伊仙町と調印を交わしていた東欧のボスニア・ヘルツェゴビナの選手・関係者の同町への訪問が中止となったことが15日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大などが原因とみられる。町担当者は「残念だが、交流事業自体は何らかの形で継続したい」と話している。

 

 伊仙町によると、5月初旬に大会後の訪問を取りやめる内容のメールが届き、町も承諾した。新型コロナのほか、日程の都合で同町への移動が難しくなったためとみられる。

 

 ホストタウン事業は選手の事前合宿受け入れや交流事業を行い、相手国と各自治体が友好関係を築いて東京五輪・パラ大会を盛り上げるとともに地域のグローバル化や活性化につなげる取り組み。

 

 ボスニアは闘牛が盛んなことから、伊仙町が同国のホストタウンに名乗り出た。2019年9月には同国駐日大使が町を訪れ調印式が行われ、東京五輪・パラ大会終了後には同国選手の町訪問や交流イベントを実施する予定だった。

 

 同事業に参加している奄美の他の自治体でもオンライン交流に切り替える動きが出ている。