かごしま国体へジュニアアスリートに認定証授与

2019年08月28日

スポーツ

ジュニアアスリートの認定証を受け取る西加さん=27日、鹿児島市

ジュニアアスリートの認定証を受け取る西加さん=27日、鹿児島市

 2020年に鹿児島県で開催される第75回国民体育大会「かごしま国体」で活躍が期待される中学、高校生へのジュニアアスリート認定証授与式が27日、鹿児島市の県文化センター「宝山ホール」であった。

 

 かごしま国体が開催される20年に中学3年生から高校3年生となる生徒が対象。国体出場を目指す県の代表選手候補として、大会に向けての意識高揚を図るため、県が17年から認定している。本年度の認定数は36競技491人(男267人、女224人)。

 

 授与式には約300人が参加。競技別に三反園訓知事が選手候補者の代表に認定証を手渡し、「ジュニアアスリートとしての自信と誇りを胸に、来年の大会を目指して精進してほしい」と激励した。候補者を代表してフェンシングの林祥蓮さん=鹿児島高校2年=が「来年のかごしま国体では私たちが主役となり活躍しなければならない。私もフェンシングで天皇杯、皇后杯が獲得できるよう頑張る」と健闘を誓った。

 

 奄美関係では相撲の西加陽斗さん(16)=鹿児島商業高1年、朝日中出身=らが認定を受けた。西加さんは「相撲の開催地は出身地でもある奄美。島の人々に胸を張れる成績を目指し、練習に励みたい」と力強く抱負を述べた。