ソフトB、日ハム3選手が徳之島で野球教室開催

2019年01月14日

スポーツ

野球教室で打撃指導を行う鶴岡選手(左)=13日、徳之島町徳和瀬

野球教室で打撃指導を行う鶴岡選手(左)=13日、徳之島町徳和瀬

 徳之島で自主トレ中のプロ野球北海道日本ハムファイターズの鶴岡慎也選手(37)、福岡ソフトバンクホークスの川島慶三選手(35)、市川友也選手(33)による野球教室が13日、徳之島町健康の森総合運動公園野球場であった。町内の少年野球と中学校野球部の計6チームから約100人が参加し、守備や打撃の基礎を学んだ。

 

 3選手は10日に徳之島入り。鶴岡選手は2008年からほぼ毎年徳之島で自主トレを行っており、野球教室は町側の提案を3選手が快諾して実現した。

 

 教室では野球の基本となるキャッチボールや守備、打撃などを中心に指導した。バッティングではタイミングの取り方や頭の位置を動かさないスイングなど細かな部分をアドバイス。最後は3選手がロングティーでホームランを放ち、プロの実力を披露した。

 

 鶴岡選手は「徳之島の子は能力が高い。時間を有効に使って練習に励み、徳之島からプロ野球選手が誕生することを願う」と講評した。

 

 亀津中野球部の亀山隆一主将は「正面に入ってボールを取る守備の意識や力強いスイングなどが参考になった。学んだことを今後もチーム全体で実践していきたい」と話した。