ビーチサッカー串山選手と小学生交流

2020年01月12日

スポーツ

児童たちにオーバーヘッドキックの手本を見せる串山選手=11日、奄美市名瀬の朝日小学校校庭

児童たちにオーバーヘッドキックの手本を見せる串山選手=11日、奄美市名瀬の朝日小学校校庭

 ビーチサッカーの串山早希選手(28)を講師に招いたサッカー交流会が11日、奄美市名瀬の朝日小学校校庭であった。小学生86人が参加し、サッカーの技術と楽しさを学んだ。

 

 交流会は串山選手と親交がある朝日サッカースポーツ少年団の泉直樹総監督が依頼し実現した。串山選手は、小学生たちにパスやドリブルなどの基本技術を指導した後、一緒にミニゲームをして交流。得意のオーバーヘッドキックの方法なども伝授した。

 

 朝日小4年の栄山心乃さん(10)は「串山選手のプレーを近くで見て格好良かった。私も練習して試合でもシュートをたくさん決めたい」と話し、串山選手も「奄美の子どもたちは素直で吸収力も高く、こちらも教えていて楽しい。スポーツに限らず勉強も毎日の積み重ねが大事。そのことを少しでも分かってくれたら」と話していた。

 

 串山選手は福岡県出身。小学2年でサッカーを始め、鳳凰高校(南さつま市)、愛媛女子短期大学を経て、愛媛FCレディースで5年間プレーした後、2014年にビーチサッカーに転向。昨年はビーチサッカー全国大会の地域女子チャンピオンズカップでも活躍し、当時所属していたドルソーレ北九州の優勝に貢献した。現在はLAZO APEGO北九州所属。