伊仙町選手、2階級制覇に挑戦   KB・スーパーバンタム級王者

2019年04月05日

スポーツ

初防衛戦を勝利で飾った伊仙町選手=2018年8月、東京・後楽園ホール

初防衛戦を勝利で飾った伊仙町選手=2018年8月、東京・後楽園ホール

 【東京支社】伊仙町出身のキックボクサーでJネットワーク・スーパーバンタム級チャンピオン伊仙町典久選手(33)=神戸ブラ・フレイ=が5月5日、東京・後楽園ホールで開催されるJネットワーク2019で、1階級上のフェザー級タイトルマッチに臨む。本番に向けトレーニングを積む伊仙町選手は「『ワイド!ワイド!』の声援が力になる。古里の皆さん、出身者の皆さん、応援に来てほしい」と話している。

 

 伊仙町選手は1986年生まれ。高校まで徳之島で野球に打ち込み大阪へ。介護士として働く傍ら、格闘家の北山高与志さん(Jネットワーク・ウエルター級元王者、WMAF世界王者)に入門。アマチュアマッチからはい上がり、25歳でプロデビューした。

 

 2016年にタイトルマッチに挑戦。3ラウンドまでに3度チャンピオンをマットに沈め、TKO勝ちで念願の王座に輝いた。18年8月には防衛戦で得意の肘打ちがさく裂して勝利。この試合直後から2階級制覇への意欲を抱き始めた。

 

 自らの主宰ジムで指導を続ける北山さんは「伊仙町選手のあきらめない精神、熱くなればなるほど冷静になる特性は古里の徳之島で培われたものだと思う。私の指導を確実に自分のものにしてきた」と語る。

 

 今回の対戦相手は、空手出身で蹴りを得意とする王者、一仁(真樹ジムAICHI)。

 

 伊仙町選手は南海日日新聞の取材に対し「平成時代はスーパーバンタム級の王者になり、防衛戦も勝ち抜いた。間もなく時代は令和に変わる。リングネームを伊仙町とした古里への誇りを、2階級制覇を懸けたリングで表現したい。対戦相手はタイ人トレーナーの下、ミドルキックや首相撲などのムエタイテクニックを磨いていると聞いているが、俺は負けない。私は負けません」と握る拳に力を込めた。

 

 所属ジムは試合前に着用するガウンに縫い込む企業や団体などスポンサーを募っている。試合の問い合わせを含め電話078(771)4448ブラ・フレイ北山会長へ。

所属するキックボクシングジム、ブラ・フレイで練習に打ち込む伊仙町選手=2019年1月、神戸市中央区

所属するキックボクシングジム、ブラ・フレイで練習に打ち込む伊仙町選手=2019年1月、神戸市中央区