合宿中選手へマグロ贈呈 奄美群島地区漁業士会 徳之島

2019年01月18日

スポーツ

冬季合宿中の実業団チームにキハダマグロを贈った奄美群島地区漁業士会の田畑会長(左)=17日、天城町与名間

冬季合宿中の実業団チームにキハダマグロを贈った奄美群島地区漁業士会の田畑会長(左)=17日、天城町与名間

  【徳之島総局】県認定の指導漁業士や青年漁業士などで組織する奄美群島地区漁業士会(田畑浩会長)は17日、徳之島で冬季合宿を行っている実業団チームの長距離選手らにキハダマグロを贈った。

 

 同会は合宿で奄美を訪れたアスリートへ地元の新鮮な魚を提供し、魚食の普及を推進しようと2012年から毎年、近海で取れた水産物を選手らに贈っている。

 

 選手らが宿泊している天城町与名間のホテルサンセットリゾート徳之島で贈呈式があり、田畑会長が滞在中の13チーム約80人の代表に沖永良部島近海で取れたキハダマグロ2匹計60キロを贈呈した。

 

 田畑会長は「マグロを食べて今年1年皆さんが大活躍できるよう祈っている」と選手らを激励。JR東日本ランニングチームの坪天潮さん(25)は「マグロを食べて練習を頑張りたい」と話した。

 

 贈呈後は同ホテル支配人の宮田正行さんがその場で解体し、選手らからは歓声が上がった。マグロは刺し身として昼食、夕食で振る舞われた。