大島チームが結団式 県下一周駅伝、女子駅伝

2020年01月16日

スポーツ

力強く選手宣誓した(右から)吉隆之輔・永田侑希の両選手=15日、奄美会館

力強く選手宣誓した(右から)吉隆之輔・永田侑希の両選手=15日、奄美会館

  第33回県地区対抗女子駅伝競走大会と第67回県下一周市郡対抗駅伝競走大会の大島地区選手合同結団式が15日、奄美市名瀬の奄美会館であった。奄美群島市町村体育協会役員など関係者約20人が出席し、選手、スタッフを激励。選手を代表して吉隆之輔(28)・永田侑希(15)の両選手が「1年間走り込んだ成果を発揮し、奄美群島民の声援とチーム全員の思いをたすきに込めて、令和最初となる駅伝大会を盛り上げられるよう、結の心と〝ストゴレ魂〟で最後まで力強く駆け抜けることを誓います」と宣誓した。

 

 奄体協の朝山毅奄美市長は「皆さんは奄美群島の代表。郷土の誇りを胸に、体調管理に気を付けながら、さらなる飛躍を目指してほしい」とエールを送った。

 

 前回8位でゴールした女子チームの備秀朗監督(58)は「Bクラス死守を目標に1年間練習を積んできた。まずは8位以内に入賞し、目標タイムの1時間15分を切りたい」と抱負を語った。

 

 昨年10位の男子チーム・川元英経監督(43)は「同クラスの指宿が力をつけていると聞いているので負けられない。初日からくらいついていき、前年よりも上位へ」と意気込みを述べた。

 

 女子駅伝は今月26日、霧島隼人運動場を発着点に6区間21・0975㌔のコースで競う。男子駅伝は2月15~19日の5日間、鹿児島市役所を発着点に53区間584・1㌔の県本土をほぼ1周するコースで競う。

 

 大島チームのメンバーは次の通り。(男子は登録選手。2月の選考レースで21人に絞り込む)

 

 【男子】▽監督 川元英経(奄美市役所)下田清一(相談支援事業所あゆみ)、古沼寛之(喜界町役場)、佐多勝(瀬戸内町役場)、來龍平(鹿児島工業高職員)▽観察員 町田学(和泊町役場)▽選手 松下泰平(㈲そおリサイクルセンター)、岸田賢吾(奄美市役所)、重野竜太(重野電気)、蘇光陽(前田社会保険労務士事務所)、古庄孝基(奄美警備隊瀬戸内分屯地)、中村明(笠利病院)、松山実(奄美警備隊奄美駐屯地)、伊藤優輝(㈱カケハシスカイソリューションズ)、川翔太(奄美警備隊奄美駐屯地)、永里剛城(国分陸上自衛隊)、吉隆之輔(奄美信用組合本店)、國島毅(亀津小学教諭)、登山幸一(奄美信用組合喜界支店)、石峯穂垂(与論郵便局)、岩川将武(国分陸上自衛隊)、西島礼朗(志學館大2年)、豊貴仁(同2年)、新屋航大(同1年)、直麗弥(鹿児島城西高3年)、久宝真(喜界高3年)、中村康明(大島高3年)、菱沼大晟(鹿児島実業高2年)、德丸寛太(同2年)、前島孝平(鹿児島城西高2年)、中田紫音(同2年)、亘遼馬(同2年)、賀来葵伊(同2年)、宮永翔介(出水中央高2年)、川上楓人(樟南高1年)、富永恭平(鹿児島実業高1年)

 

 【女子】▽監督 備秀朗(龍郷町役場)▽コーチ 求昌純(名島時計店)、山尾次郎(古仁屋中教諭)、国分信哉(奄美高教諭)▽選手 加藤美友(瀬戸内徳洲会)、泉賀奈子(タラソおきのえらぶ)、上原千怜(薩川小)、久保愛結美(鹿児島銀行)、川元結愛(神村学園高2年)、豊紅茉(奄美高2年)、栄まひる(鹿児島高1年)、永田侑希(笠利中3年)、保田ひまり(古仁屋中3年)、太田杏渚(同2年)、神村仁子(同2年)