奄美高と練習試合で合宿終了 東海大付属札幌高校野球部

2018年04月01日

スポーツ

練習試合で交流を深めた東海大学付属札幌高と奄美高の練習試合=31日、名瀬運動公園市民球場

練習試合で交流を深めた東海大学付属札幌高と奄美高の練習試合=31日、名瀬運動公園市民球場

 奄美大島で合宿中の東海大学付属札幌高校野球部は31日、奄美市の名瀬運動公園市民球場で奄美高校と交流試合を行い、10日間の合宿を終えた。

 

 同部の奄美合宿は7年連続10回目。22日に選手、スタッフ計84人が空路奄美入りした。期間中、名瀬運動公園の球場や屋内多目的練習場で汗を流したほか、29日は大島高と練習試合を行った。

 

 奄美合宿の総仕上げを兼ねて奄美高校と練習試合を行ったのはBチーム。試合は2―1で奄美高が勝った。Aチームの36人は30日に次の合宿地・大阪に向けて出発した。

 

 試合後、Bチームの馬場悠人主将(3年)は「北海道では雪が残っていて室内での練習が多かったが、その分、奄美では屋外でしっかり練習ができた」と振り返り、「今年の夏の甲子園で優勝したい」と抱負を述べた。

 

 奄美高の中村健人主将(3年)は「運よく勝てたが、打撃の強さや守備の範囲も広く、試合を通して学ぶことが多かった」と話していた。

 Bチームは試合後、次の合宿地の福岡に向けて移動した。