実業団合宿シーズン幕開け 天城町

2019年10月06日

スポーツ

実業団合宿の今季第1弾として来島した豊田自動織機女子陸上競技部の選手らと天城町の関係者=5日、天城町徳之島空港

実業団合宿の今季第1弾として来島した豊田自動織機女子陸上競技部の選手らと天城町の関係者=5日、天城町徳之島空港

 【徳之島総局】実業団合宿の今季第1弾となる豊田自動織機女子陸上競技部(愛知県刈谷市)の選手ら11人が5日、空路徳之島入りした。天城町の徳之島空港ロビーでは関係者らが横断幕を掲げて歓迎した。選手たちは17日まで合宿を行う。

 

 同町を拠点とした同部の徳之島合宿は3回目。今回の合宿は来月24日に宮城県で開かれる全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)に向けた強化を目的に、同町の「尚子ロード」やクロスカントリーパークなどでトレーニングに励む。

 

 徳之島空港での歓迎セレモニーでは、花束や特産品などを贈呈し、選手らを歓迎。森田弘光天城町長は「各選手が今季素晴らしい成績を残す第一歩として、徳之島で練習を重ねてほしい」と激励した。

 

 同部の牧野圭祐コーチ(29)は「今回は起伏が多い徳之島の環境を最大限に生かして、クイーンズ駅伝へ向けていい合宿にしたい」と述べた。7日には長谷川重夫監督ら選手スタッフ3人も合流する。

 

 天城町商工水産観光課によると同日現在、今シーズンは来年3月にかけて陸上、野球の約30団体を受け入れる計画。合宿期間中は関係機関が選手らへ支援を行う。